選択ルール(3) - 合体魔法発動

用語変更について(2001/4/9追加)

「合体魔法発動援護」は「合体魔法支援」に、「かばう」は「防御支援」に、それぞれ用語変更しました。

この選択ルールを使用するべきかどうかについて

この選択ルールは、キャラクターが戦闘中に取れる行動の選択肢を増やし、「ペルソナ2世界」における「合体魔法」を限定的に再現するためのルールです。

これにより、直接攻撃系に限り、合体魔法の発動が可能になります。

比較的シンプルなルールですので、無条件に採用してしまっても構わないと思います。

また、この選択ルールを導入する場合は、もちろんNPC側にもこのルールを適用してください。原作で合体魔法を使う敵がいないというのは、プログラム的な都合でしかないはずですので。

但し(以下のルールを読んでいただければお分かりになると思いますが、手札がないために)、ザコ悪魔は、合体魔法に「合わせる」側に回ることはできません。ザコ悪魔の攻撃に、ペルソナ使いが「合わせる」ことは可能です。

戦闘行動「合体魔法支援」を宣言できる状況(2001/3/6改訂)

戦闘中、「行動不能」ではないキャラクターは、特定のタイミングで、便乗行動として「合体魔法支援」を宣言できます。

以下の条件を満たした瞬間に、「合体魔法支援」を宣言できます。

  1. 自分の味方が、今まさに敵を攻撃している時
  2. 命中判定の手順として「攻撃カード」「防御カード」をそれぞれ表向けた直後
  3. 自分の手札の中に、「味方の攻撃カード(複数枚の時はそのいずれか)と同じ数値」のカードがある時

※改訂前は、同じスートでも可、としていました。が、強力すぎると判断しました。

「合体魔法支援」の効果(2001/3/6改訂)

味方の「攻撃カード」に、そのカードと数値が同じカードを、1枚だけ付け足すことができます。以降は「複数回攻撃」と同様に処理します。

※改訂前は、何枚でも可、としていました。が、やはり強力すぎると判断しました。

相手の「防御カード」を見てから支援できるのですから、かなり有利になります。気分を盛り上げたければ、支援された側はここで「俺に続けっ!」など好きなように叫んでください。

但し、代償があります。「合体魔法支援」を行ったキャラクターは一時的に「行動不能」になり、ペルソナカードをタップ(横倒し)しなければなりません。(本来の攻撃者は『「合体魔法(の発動を)支援」されたキャラクター』であって、『「合体魔法支援」を行ったキャラクター』とはみなしません。よって「行動不能」になりません)

「行動不能」なキャラクターは、次の自分の手番を、「行動不能」を解除するためだけに消費しなければなりません。ペルソナカードをアンタップ(戻す)してください。

つまり、次の自分の手番を犠牲にし、さらにその間の防御が犠牲になります(「行動不能」なキャラクターは、「防御カード」を出すことができません)。

3人以上による合体魔法(2001/3/6追加)

「合体魔法支援」を宣言できるキャラクターが2人以上いた場合、同時に「合体魔法支援」を宣言してかまいません。この場合は、各自1枚ずつ攻撃カードを付け足すことができます。

同じ数値のカードは、トランプ一組当たり4枚ありますので、最大4人による合体魔法を放つことができます。

いちおう、相手の防御カードやペルソナカードと同じスートを出して支援しても、単に防がれるだけですので、その点は注意が必要です。

便乗選択ルール:戦闘行動「防御支援」

「合体魔法支援」を、単純に防御側に適用するだけですので、ここにまとめて記載します。「合体魔法支援」を採用する場合は、同時に無条件で「防御支援」を採用してもかまわないと思います。

戦闘中、「行動不能」ではないキャラクターは、特定のタイミングで、便乗行動として「防御支援」を宣言できます。

以下の条件を満たした瞬間に、「防御支援」を宣言できます。

  1. 自分の味方が、今まさに敵に攻撃されている時
  2. 命中判定の手順として「攻撃カード」「防御カード」をそれぞれ表向けた直後
  3. 自分の手札の中に、「味方の防御カード(複数枚の時はそのいずれか)と同じ数値」のカードがある時

味方の「防御カード」にカードを1枚付け足し、以降は「多重防御」として処理してください。「防御支援」を行ったキャラクターが「行動不能」になる点も含めて、「合体魔法支援」と全く同じです。

いちおう、敵の攻撃カードと同じスートで支援しなければ、全く無意味です。

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